オーダーメイドウイッグHANAHANAからのお知らせ
「髪とお肌の共通点~メラニンとチロシナーゼ~」
まだまだ暑い日が続きますね~!
明るい太陽の陽射しは、陽気で開放的な気分にしてくれる良いところもありますが、お肌にとっては気になる紫外線。。。
シミ・ソバカスの素になるという意味では、特に女性にとって、常に気になる問題ですよね。
紫外線の話になると、よく登場するのがメラニンですが、このメラニン、お肌だけでなく髪にも関係が深いんですよ。
というのも、キレイな髪の黒色も、メラニン色素の色だから。
毛髪に色を与える細胞の中には、無色透明のチロシンというアミノ酸の1つがあるのですが、それがチロシナーゼという酵素の働きによって、髪に色が付きます。
(※メラニン色素の種類によって黒くなったり、金色になったり、赤っぽくなったりします)
お肌の場合、同じくチロシンがチロシナーゼによってメラニン色素に変化し、肌の色を黒くするのですが、そのチロシナーゼを働かせるスイッチになるのが、紫外線を浴びること。
そのため、美白系の化粧品はチロシナーゼ抑制機能を備えた商品が多いようです。
つまり、お肌を黒くするのも、髪を黒くするのも、メラニンという色素とチロシナーゼという酵素の働きなのです。
ちなみに、チロシナーゼは年齢を重ねると次第に減少するのですが、それが黒かった髪が白髪になる仕組み。
美肌(肌を白くすること)にとっては大敵な存在ですが、美髪(髪を黒くすること)にとっては必要な存在。。。
日光と同じで、良いところと困ったところ、両方兼ね備えているメラニンとチロシナーゼ。
あなたにとっては、どちら側の存在でしょうか??