オーダーメイドウイッグHANAHANAからのお知らせ
先日、お客様より下記のようなお問い合わせをいただきました。
海外旅行など長距離移動の場合、機内で就寝することがありますが、その際、かつらはどうしたらいいのでしょうか?装着したままで問題ありませんか?というご質問です。
結論から申し上げると、かつらは装着したままでお休みいただいて問題ありません。
状況的にも装着された状態での就寝が一般的かと思われます。
ただ、機内等でのご利用の場合、通常と違い、ちょっとした注意や配慮は必要です。
ずっと座ったまま座席にもたれかかった状態でいるため、シートと後頭部が擦れ、自然とかつらがズレやすくなるからです。
(ロングヘアの場合、髪が背中の下敷きになることで髪を巻き込んでかつらが外れてしまうこともあるそうなので、結んだり等の巻き込まない対策が必要です)
日中は注意深く意識していても、就寝時は無意識に体を動かしており、なかなかその都度直せません。
加えて、フラットになるタイプなどの座席では、ベッドと同じように横になるので熟睡してしまい、気づかないうちにズレていることも。。。
そういったことのないように、いつにもましてかつらのピンが動かないようにしっかり留めておくこと。
テープをお使いの場合は、就寝中の汗で粘着力が弱まる懸念がありますので、留める箇所を増やしたり、留め方に工夫されたほうがよろしいかと思います。
そして、お目覚めの際には、まず最初にピンやテープの留まり具合を確認されることをお奨めいたします。
ファーストクラスのような個室タイプであれば、あらかじめ外しておくのも1つの方法です。
装着したまま寝てしまうと、かつらの毛髪に寝ぐせがつきやすく、起床後のお手入れ(濡らして整える等)が必要になりますが、外して就寝されればそういった心配もありません。
ただ、外した後の保管は、かつらの型くずれが起きないようにご注意ください。
例えば、型くずれが起きないように、かつら内部に柔らかい布などを丸めて詰め、ネットがあればやさしく包むなどして、かつらが潰れたり周囲部の髪が跳ねないようにしまってください。
(保管状態が良くなければ、寝ぐせが付いた時と同じようにお手入れをしなければならなくなってしまいます)
機内でのご利用の際は、以上のような点にお気を付けて、どうぞ快適なフライトをお楽しみください(^^)